虚無

1週間経ったね

元気です

今気づいたけどここには鬱文章しかないじゃん。キレイなのが読みたい人は表に行ってくれ ブログは消えてないから

 

 

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部屋。刑務所以上病院以下。歩くとズコバコいう木張りの廊下に、隙間だらけのネカフェみたいなドアが嵌ってて、廃墟の匂いがする戦前みたいなタンスがついてる。床は磨いても磨いても薄黒くて、ベッドの上面には何故か畳が敷いてある。

壁と床の境目にある細長い木の板(伝われ)が腐ってて穴が開いてるんだけど。これ入ってくるよね?眠れんわ

 

メシ。ふつう。タダだから偉そうなことは言えない。金がないので昼飯は食ってない。

 

トイレが臭い。死ぬほど臭い。息ができない。何故か1フロア18部屋に対して個室が6個あって(?)、でも洋式はそのうち2つしかない。うんこするときは顔にタオル巻いていく。珍走団っぽくていいね。

 

風呂つーか大浴場。広くていい。いつでも入れる。

 

仕事。現場の配属先はアタリ。フレームをどうこうする肉体系ではなくて、ガーって流れてくる車のシートベルトを順番に引っ張ってちゃんと止まるな!ヨシ!とか 窓ちゃんと開くな!ライトつくな!シート動くな! みたいな。ただそれだけ。これが1日8時間で、週毎に昼勤と夜勤が入れ替わる。

 

つっても今週はほぼ研修(座学)しかしてないけど。そもそも最初に知識面でのハードル=試験をクリアしないといけない規定つーか法律だからしょうがない。しかしこの研修が心底に虚無。

順番でテキストを読むけど、日本語エアプしかいない。『適宜』とか『撲滅』とか、流石に笑いそうになったのは、いやごめん他人が何の漢字読めなかったかなんてもう忘れたわ、どうでもいいわ、とにかく音読そのものがそこらへんの小学生以下みたいなカタコトでしか進まない。家賃滞納してるVのほうがよっぽど君本当日本語上手。

 

いやそれはゴミみたいな逆学歴コンプだと思うのでどうでもいいけど、マジで笑うのはマジで誰も1㍉も車に興味ないこと。百歩譲って期間社員(要は期間工ね)は別にいいと思う。どうでもいい。だが一緒に研修受けてる社員方が『ぼくののっているekワゴンは2ストロークエンジンです』とか『ほいーるべーすってなんですか?』とか言い出すのは笑うとかじゃなくてドン引きした。例えるなら、DJやってる人間が『ぼくのおんげんはFLACの128kbpsです!』とか、PC売り場の人間が『HDDとSSDのちがいってなんですか?』とか、そういうことを言い出すぐらいにトンチンカンなんだなーと思ってくれればいいよ。知らんけど。

 

そういう中で必死こいて真面目に勉強して、そのなんだ試験らしきものを100点でパスしようが(したんだわ)、教官に気に入られるのは35超えてまでガキみたいな話し方するおっさん(当現場2周目)(喫煙者)(もちろん教官も喫煙者)(喫煙所でのコミュニケーションで差をつけろ)だし、そもそも日産スズキスバルの検査不正を吊し上げながら自分とこの会社の話はしない研修になにかの意味はあるのか?まぁふそうは別会社だから関係ないってか

ちなみにこの35歳とは同じ配属で、毎朝毎夕あいさつするけど未だに声出して返事してもらったことないよ。しょーもないときはクソでかい声で喋るクセにな

 

 

 

だから正直どうでもよくなった。

別に、だからって、やめようとか思わない。まさか思わない。やめたって行くアテがないし、これは私のひじょ~にしょうもないエゴっつーか場違いなお気持ち表明であって、現場なんだからそういう人のほうが偉いのは当たり前。もちろん私もそれを理解しているつもりで、面と向かうときにはきちんとリスペクトを持っている。(現場でリスペクトを持つこととこのチラ裏を書くことは共存しないだろ、みたいな戦前日本偏差値30の指摘はやめてね)

 

そもそも、だ、お勉強できること、は、ほんとうにえらいのか?

結局おっさんたちも(期間工の年齢層ってマジで高いんだな、2周目3周目なんなら5周目とかの、30代40代のおっさんしかいないよ?)これまでの人生を、何かに費やしてきたはずで、それに対する私が、どれだけ私立の小学校に行こうが、有名進学中高一貫校に行こうが、難関大学に行こうが(難関でもなかったわ)、おっさんたちはコミュニケーションスキルを養った、俺は中途半端に役にも立たない言葉遊びと知識を養った、結局そこには質的にも量的にも本質的な差はないっつーか、少なくとも今のこの環境においては、前者が正しいんだろうなと思う。

 

漸くここに来てわかった。俺は世の中を舐めてた。何がどう理不尽だろうが、明らかなにそれの法律に抵触していようが、自分のエゴで家を飛び出した人間の行き着く先なんてこのレベルで当たり前なんだ。散々大学まで通って挙げ句、大したスキルも身に着けていない22歳の人間など、価値としては結局、工業高校卒の18歳以下みたいなもんなのだ。

だし、『世の中舐め腐ってんじゃねーよ養育費返せやボケ』『嫌ならさっさと出てって好きにすればよくね?w』つってた障害者もまぁ間違ってはなかったんじゃね?さっさと死ね。

 

だからってまさか、ここで一生を終えようとは死んでも思わないけど。

もうちょっといい道筋みたいなものって、最初から私の人生にはなかったんですかね。

 

 

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追記:大学には手のひら返されました。『そういう事情ならば行けると思いますので』と回答があったのが先週の木曜日。ほんで昨日(1週間もかかる?w)電話があって、『結論としては無理です』『書類を送りますので、保証人とどのように連絡を取るかはご自身でご判断ください』『期限は5/31必着です』つーことでした。わざわざ上司らしき男が、ずいぶん高圧的に電話してきてくれました。あほくさ。

 

あと前職場に源泉徴収票寄越せってメールしたけどシカトされてる。電話したくねえな~

 

たぶんしばらくTLにもいないし、夏休みにもそっちには行かないと思います。現実の多様性を正面から受け止めるほど、私は強くありません。重ねて言いますがこれでも元気です。

 

 

 

では